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Date: Tue Jun 10 2003 - 13:04:45 JST
組合ニュース 2003.6.10No.54 通号2879号 龍谷大学教職員組合書記局 『法科大学院設置事務室東京分室の設置について』 ロースクール成功のカギは事務体制と労働条件 先日、6月5日(木)開催の第5回評議会において、法科大学院設置事務室東 京分室の設置が提案・承認されました。このことに関しては、法科大学院を東京 においても開設すると学内決定した時点から、組合としても大きな労働条件の変 更を要する問題として捉え、本評議会の傍聴を行いました。 評議会では、各評議員から主として勤務者について想定する事柄や待遇、加え て、東京分室に係る経費の根拠について質問が出されました。質問に対する回答 内容(要約)については以下のとおりです。 専任事務職員については、2名を配置すること、既婚者が配置される場合、単 身赴任で生活拠点が京都と東京の二箇所となる場合があることや東京の物価高な どを考慮し東京赴任手当を支給すること、住居については大学が賃借するマンス リーマンションを利用できるようにすることが説明されました。 また、東京へ2名の専任事務職員が異動になることで、現行の組織における専 任事務職員数が減員することについては、現在法科大学院設置事務室に配置され ている専任一般課員枠3名を1名減員し、あと1名については調査役をあてるこ とで対応する(故に、他の課には影響がない)という説明がなされました。 嘱託職員Bについては、先ず、その名称にロー・ライブラリアンと付されてい ることが現行規程との関係上問題であると指摘されました。これについては、ロ ー・ライブラリアンという名称を取止め、「業務内容を主として図書館業務を行 う」と変更することになりました。 また、嘱託職員Bとして予定している者は、現在、リーガルフェローとして図 書の準備を行っており、開設までの9ヶ月間で具体的には東京を始めとして京都 に配置する図書の選定作業、ITシステム等の開発に関わる業務全般を想定して いるとの説明がなされました。 派遣職員については、業務経験のある伊藤塾法学館のスタッフを想定しており 、給与等については、該当者の年齢等が未定であるため、住居費等を含んで800万 円の中でやっていきたいとの説明がなされました。 また、京都学舎勤務のものも併せて提案されていることについては、現時点で 想定できることであり、まとめて提案を行ったとの説明がなされました。 この他、賃借料、工事費やこれ以外の通常かかるソフト面の諸経費に関しても 質問がなされました。 以上のような説明が行われた後、本提案は了承されました。 評議会終了後、このことに関して、組合に通知・協議があったことは組合ニュー スでお知らせしましたとおりです。 組合は、以下の点が課題であると考えます。 1)東京分室においても、責任ある事務体制の構築が重要である 2)職員が、「やりがい」をもてる労働条件が必須である 3)当局の述べる、嘱託職員・派遣職員制度についても、組合との協議が必要であ る これら東京分室に関して、各分会職場討議等を中心に慎重に意見集約を行います 。大変重大な案件ですので、職場討議に参加できない組合員で意見をお持ちの方 は、必ずお近くの役員にお伝え下さい。 ======================== [ Union Online News ] ========================= =========================== ( Beta Version ) =========================== == ◆組合 Online News Web版:http://union01.fks.ryukoku.ac.jp/uoln/ == == ◆配信停止はこちらへ:UOLNews-adm@union01.fks.ryukoku.ac.jp == == ◆ご意見ご感想: infobox@union01.fks.ryukoku.ac.jp == == 内線: 1800 外線・FAX: 075-643-0453 == ======================================================================== ================== 発行 龍谷大学教職員組合書記局 ======================= ================== http://union01.fks.ryukoku.ac.jp/ ==================
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