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Date: Thu May 22 2003 - 17:06:51 JST
組合ニュース 2003.5.22No.45 通号2870号 龍谷大学教職員組合書記局 これでよいのか 超!超過勤務 ! 労働者として当然の欲求・・・ ・人間らしく働きたい! ・余裕を持って創造的に働きたい! ・休暇を取って余暇と人生を楽しみたい! ・明るいうちに家に帰り、子供と遊びたい! ・家族との団らんを楽しみたい! これらの欲求を充たすことは、より良い仕事をするうえで大切なことです。し かし、現在の超!超過勤務状況では、もはやそれを充たすことは困難です。 紙面では、〔表1〕〔表2〕を掲載しておりますが、WEB版では編集の都合上 省略させて頂きます。 表1は、平成9〜14年度までの超過勤務が年間1,000時間を超える部署 を「超過勤務が多い職場」として整理したものです。表が示すように、年々増え ており、部署の職員数にもよりますが、100時間を超える月が8月を除く11 カ月もあるという部署もあります。7〜8ヶ月という部署はざらにあります。こ れでよいのでしょうか。 次に〔表2〕をご覧ください。 表2は、平成14年度に超過勤務が1,000時間以上であった部署が近年ど のような状況であるかを把握するための一つのデータです。表が示すように、6 年連続1,000時間以上の部署がなんと4部署、2年連続が9部署もあります 。 表1・2の資料は、部署別を単位としています。ここでは、1人あたりの超過 勤務時間数が多い部署を列挙しているものではありませんので、当然ながら負担 を正確に示したデータとはいえません。しかし、部署単位の超過勤務時間数は、 その部署に存在する超過勤務の実態を把握するうえで大変重要です。 当局は、適正な人員配置や人事政策を行っているとの見解に立っているようで すが、そうであるならばこのような超過勤務の実態をどのように分析しているの でしょうか。また常日頃から、問題の解消に向けて、どのような指導を管理職に 行いラインで徹底しているのでしょうか。このような超過勤務が恒常化している 職場、これは異常といわざるをえません。これが適正で合理的な人員配置を行っ ている結果でしょうか。職員数はこれで充分だと考えているのでしょうか。 雇用者には労働者の心身の健康を守る義務があります。超残業による健康破壊 や過労死は雇用者の義務を果たしていないということは、最高裁判所も認めてい ることです(2000年の電通過労死裁判判決)。 労働者にとって、健康こそ唯一の資本です。これを守らせるために、今期の春 闘では超過勤務の問題を緊急かつ最重要の課題として掲げています。職場で、ど のようにすれば解消されるのか、率直・活発な議論を展開し、団体交渉の場に持 ち寄りましょう! 教職員組合は、このような状況は36協定の遵守にほど遠く、違法状況に陥っ ているのではないかとの認識に立ち、現在、当局に対し資料の提供を求めていま す。 充実した人生を送るために、私たちは働きたい・・・。 それは、龍谷大学の発展にも繋がるはずですが・・・。 ======================== [ Union Online News ] ========================= =========================== ( Beta Version ) =========================== == ◆組合 Online News Web版:http://union01.fks.ryukoku.ac.jp/uoln/ == == ◆配信停止はこちらへ:UOLNews-adm@union01.fks.ryukoku.ac.jp == == ◆ご意見ご感想: infobox@union01.fks.ryukoku.ac.jp == == 内線: 1800 外線・FAX: 075-643-0453 == ======================================================================== ================== 発行 龍谷大学教職員組合書記局 ======================= ================== http://union01.fks.ryukoku.ac.jp/ ==================
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