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Date: Tue Jun 03 2003 - 15:45:40 JST
組合ニュース 2003.5.30No.48 通号2873号 龍谷大学教職員組合書記局 年間300時間以上の超超過勤務の実態が明らかになる!! 教職員組合は、36協定における個人の年間超過勤務の上限(300時間)を 超える実態の有無を把握すべく、当局へ資料の提供を依頼しました。 これまで教職員組合は、36協定の1日および1カ月の上限を超えた実態につ いては、当局からの報告により把握しておりました。しかし、年間の上限を遵守 できているか否かについては、把握することはできませんでした。これを補い、 また春闘要求に関するデータを収集するため、当局に関連資料の提供を求めまし た。 早速、5月26日、当局より資料の提供がありました。これをもとに整理した ものが、【データ1および2】です。 紙面では【データ1および2】の資料を掲載しておりますが、WEB版では編 集の都合上省略させて頂きます。 【データ1】をご覧ください。 年間超過勤務時間の多い順に整理してみました。その結果、36協定に定めら れた年間の上限時間(300時間)を超過した者が23名いることが判明しまし た。また300時間どころか、はるかに超える実態が判明しました。これはあき らかに「違法状態」です。 【データ2】をご覧ください。 年間超過勤務時間300時間以上の者が多い部署順に整理してみました。その 結果、「教学課」「システム課」「法学部教務課」「入試課」「理工学部教務課 」に2名以上存在することが判明しました。これらの部署に対して当局は、今年 度の人員配置のなかでどのような配慮を行ったのでしょうか。減員した部署が存 在してはいませんか?これでは、適正な人員配置がなされているとは言えません 。 教職員組合は、300時間を超過した職員が存在することだけを問題にしてい るのではなく、個人への加重な負担や部署間のアンバランス等が存在している実 態が一向に改善されていないことも問題としているのです。この問題の解消に向 けた抜本的な取り組みなくして、事務機構改革はありえません。教職員組合とし ては、この違法状態をもはや見過ごすことはできません。過労死に至らぬよう、 一刻も早く改善しなくてはなりません。 最後にこのような実態のなか、当局から迅速に資料の提供があったことは評価 できます。実態を包み隠さず公開したうえで、労使が協力し問題の改善に取り組 むことは大変重要です。今後も前向きな取り組みを、双方協力のもと行い、改善 のスピードをあげていければと思います。 ======================== [ Union Online News ] ========================= =========================== ( Beta Version ) =========================== == ◆組合 Online News Web版:http://union01.fks.ryukoku.ac.jp/uoln/ == == ◆配信停止はこちらへ:UOLNews-adm@union01.fks.ryukoku.ac.jp == == ◆ご意見ご感想: infobox@union01.fks.ryukoku.ac.jp == == 内線: 1800 外線・FAX: 075-643-0453 == ======================================================================== ================== 発行 龍谷大学教職員組合書記局 ======================= ================== http://union01.fks.ryukoku.ac.jp/ ==================
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